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2012年6月18日 (月)

尺八の演奏方法について

6月16日 本日は尺八の1日でした。午前中は弟子に尺八の稽古を3人に行い、その後は浦和へ移動し 柴田先生に「壱越」を合わせて頂きました。

尺八の吹き方について、午前中の弟子の話。お筝の合奏研究会が有り弟子ともう一人の人と古曲を吹いた時、もう一人の吹き方が楽譜通りの旋律にはなっているがしきりに音を大きく吹くことに終始し、曲想も情緒も無かったと話してくれた。宝山も尺八を習い初めた時は常に大きな音をだそうとしていた時が有ったことを思い出した。その後尺八は音量ではなく筝、三絃との調和が大切なことを知った。

どのように尺八を吹いたら良いかは尺八を勉強している人にとっては永遠のテーマと考えます。

尺八は吹く曲の内容、唄の持つ意味、曲想を理解して吹くことは理解しているが 実際に吹いている時はなかなか自分ではわからないもの。特に器楽曲についてはどのように表現してよいのか難しいと日頃思っていた。

本日「壱越」の練習時、柴田先生から話がありました。全体の吹き方が本人の性格が出ている。やさし過ぎる吹き方と。器楽曲でも曲の特徴が各々あり、テンポ、強弱、筝との掛け合い、それを理解して吹くこと。自分流に吹くのではなく「セリフをもらった役者のように演じる」ことが必要と。色々教えて頂きました。

昨年の新都山流 尺八コンクールで 審査員の先生が「尺八は技巧ではなく聴く人に何かを訴えるものが必要」と話が有りました。実際その通りと共感しました。

少し前にNHKの歌番組で母の日にちなんだ曲を何曲か特集したのを見ました。その中で歌手中村美津子が歌った「瞼の母」を聴きました。浪曲調のセリフの入った歌で古くに作曲されたものでした。何か人に訴えるものがあり、聴くひとはそれに同調するときもう一度聴いてみたいと思わせる。インターネットで曲を探してパソコンで再生し中村美津子の「瞼の母」を聴くことが出来ました。なんとこの曲に37万件ものアクセスがありびっくりしました。

尺八を聴いてくださる人がもう一度聴きたいと言う曲を目指して日々努力したいと思っています。今回の「壱越」の尺八がどこまで演じられるか・・・・・・・乞うご期待下さい。

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